独り事

思ったことを徒然に

隔離生活6日目

2022/04/09(土)

 

7:30 アラームに起こされる。まだまだ眠っていたかった。無理にでも眠ろうとするが部屋が暑過ぎて起きる。仕方なくスマホをいじる。7:50 館内放送が入った。食事の準備をしているから、まだ1Fには来るなとのこと。もう少し静かな音にして欲しい。

家族ラインに通知が入り見ると父から。「姪っ子は熱が下がった」らしい、よかった。姪っ子は次女と離れて暮らし始めて4日経とうとしているが、まだ「ママ〜」と泣いていないらしい。偉い。少しすると朝食を取りこいと放送が入った。あまり気乗りしないもののマスクをして廊下に出る。

次女の表情が死んでいる。「お腹空いてないな」と言い合いエレベーターに乗ると、次の階で三女が乗ってきた。三女は明日ホテルから出られるためニコニコしていた。自分の部屋番号が書かれたお弁当と、水とお茶を2.3本持ってエレベーターに乗り込む。三女は次女と自分の表情が終わっているのを見て笑っていた。

自分の部屋に戻ると、家族のグループラインでテレビ電話が始まっている。参加すると父母と次女、長女がいた。安心する。お弁当を広げると白ごはん、納豆、魚、ナゲット、ウインナーシロップ漬けフルーツ。まだまし。食べられるものを食べながら30分ほどみんなと会話した。

午前中は眠過ぎて朝寝をしていると、内線が鳴り看護師から健康観察を受ける。今日の看護師は優しいが、自分のことを「○○ちゃん、お腹は大丈夫〜?」と小さい子に話すように話してくる。自分今年26歳なんですが、、、返事に戸惑っていると察したのか、「あ、ごめんなさいね。○○さんやの〜」と言い直していた。気を遣わせてしまったな〜となる。部屋が暑過ぎてどうでも良くなり、部屋の温度は如何にもならないか聞くと、ホテルのスタッフと電話を代わられる。すると「館内の暖房は切っているから如何にもならない」と言われ、こちらも窓を開けて対策していると伝えると、宜しくなかったのか「虫が入るから開けっ放しはやめて欲しい」と言われた。What!?部屋の平均気温30℃ですよ?療養に来ているのに劣悪なホテル環境で精神が死んでいく。もう話が通じないとなり、「わかりました」とだけ伝え電話を切った。

家族ラインでテレビ電話をつなぎ、入って来た人に愚痴った。少し気が紛れた。

 

昼食の放送がなる。エレベーターで取りに行く。何が入っていたか忘れたが、揚げ物だった気がする。もう嫌。ここのホテルのお弁当を頼んでいる人は、毎日3食揚げ物でもいいと思っているのだろうか。療養とは?バランスのいい食事とは?これはホテル側がコロナ療養施設として名乗りあげ、国から補助金をもらい、1日一人当たりのお弁当代を搾取し質の悪いお弁当を出してるとしか思えない。ネットでホテル名を調べると、やはりそのようなネットニュースが出ていた。国からの補助金とは自分たちの税金なのであろう。そう思うとやりきれない。

午後はロジックを見ながら劇場版名探偵コナンを見漁った。年々コナンくんの驚異的な身体能力に驚かされる。もはやネタ映画だ。

家族ラインが鳴り見ると、次女が姪っ子の世話をするため、実家へ帰れないか聞いていたらしい。それが可能なら自分も帰りたい。でも、それは叶わなかったらしい。

 

夕食を取りに行く。また揚げ物。心が死ぬ。胃も死ぬ。

Tが一眼レフで撮った桜を送ってくれた。デザイン系の大学を出ているからか、構図も何もかも素晴らしい。今度撮り方を教えてもらいたい。少し気分が良くなった。

夕食はほとんど残した。食えるか。

食休みをしてお風呂で半身浴をする。乾燥で体がシワシワ。バリア機能が低下していて、赤いツブツブまで出てきた。ストレス耐性が低すぎる。

もう寝ようとなり、スキンケアと柔軟をして就寝。